先日は２年前に来てくれた女性一人旅の方が来てくれました。彼女はこれまで多くのユースホステルやゲストハウスでヘルパーをやってきた経験があるそうです。今回も電車でお越しいただき連泊され、鞆の浦や福山歴史博物館や美術館などしっかりと楽しまれました。夜は短い時間ですが全国の旅話や宿の話など話が弾みました。
経験豊富な彼女の話によると、宿は奇麗に掃除をされていて楽しめるのが前提ですが、夜はしっかりと休めること、近所にお店などがあり便利なこと、観光地から少し離れている方がゆっくりと過ごせる、電車の場合は駅に近い方が助かる・・・などで宿泊する宿を決めているそうです。
他の宿では、門限や消灯時間がなく酔っぱらって部屋に戻ってくる人がいてうるさくて眠れなかった。また建物が古くて隙間風が多く冷暖房が効かなくて眠れなかったなど色々な方からお聞きします。
宿を決める理由は人それぞれですが少しでも快適に過ごしていただけるよう努めていきたいと感じました。当宿の設備は必要最小限ですので設備やサービスを求められる方にはホテルをお勧めしております。設備よりも皆さまとのご縁を大切に何度でも気軽に帰って来ていただける旅人宿を目指しています。彼女も凄く気に入ってくれていますので次回は旅好きなお母さんと一緒に帰って来てくれるかな？
宿周辺の柚子も奇麗に実をつけています。山全体も鮮やかになってきました。寒いのは辛いところですが、宿ではこれからも皆さまと一緒に楽しく過ごしたいと思います♪
