日本遺産に登録されている「尾道」は今ではすっかりと有名になりましたが、昨年日本遺産に登録された福山市の「鞆の浦(とものうら)」も少しずつ人気が出てきているようです。
宿を始めたころは、東日本にお住いの方のなかには、福山市って町がある事さえ知らなかったと言われる方もいました。
一応・・・広島県で二番目に人口が多い都市なのに・・・新幹線だって停まるし・・・車のナンバーもあるのに・・・福山城もあるのに・・・国産デニム生地の50%を生産しているのに・・・福山通運の福山だし・・・ホント福山市って知名度が低いのです(泣)
鞆の浦のシンボル「常夜灯」
しかし!
歴史をたどれば凄く面白いと思います。
鞆の浦は、江戸時代の建造物が今でもたくさん残っているし、坂本龍馬やペリーや「崖の上のポニョ」を描いた宮崎駿監督だって来てくれました。
福山城は今年は築城400年で駅から一番近いお城だし、「福山琴」も生産量一だし、宿のある松永地区も「松永下駄」として昔は生産量一を誇っていたし、塩業も盛んだっだし、備後絣、備後畳表などなど・・・
松永下駄の歴史が分かる「はきもの資料館」
まだまだ、たくさんあるのですが、個人的には尾道やしまなみ海道に話題を持っていかれているイメージがあります。
でも、これから人気が出てくる観光スポット?になることを期待して宿も頑張っていきたいと思います。